STAFF スタッフ
❖総合演出
是枝裕和 comment

1962年生まれ、東京都出身。
87年早稲田大学第一文学部卒業後、テレビマンユニオンに参加し、主にドキュメンタリー番組を演出。14年に独立し、制作者集団「分福」を立ち上げる。主な監督作品に、『誰も知らない』(04/カンヌ国際映画祭最優秀男優賞)、『ワンダフルライフ』(98)、『花よりもなほ』(06)、『歩いても 歩いても』(08)、『空気人形』(09/カンヌ国際映画祭「ある視点」部門正式出品)、『奇跡』(11)、連続ドラマ「ゴーイング マイ ホーム」(12)、『そして父になる』(13/カンヌ国際映画祭審査員賞)、『海街diary』(15/カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品)、『海よりもまだ深く』(16/カンヌ国際映画祭「ある視点」部門正式出品)、『三度目の殺人』(17/ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門正式出品、日本アカデミー賞最優秀作品賞他6冠)、『万引き家族』(18/カンヌ国際映画祭パルムドール、アカデミー賞外国語映画賞ノミネート)、日仏合作映画『真実』(19/ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門正式出品)。
22年、最新作の韓国映画『ベイビー・ブローカー』がカンヌ国際映画祭最優秀男優賞、エキュメニカル審査員賞をW受賞。

❖企画
川村元気
フィルムメーカー・小説家。1979年生まれ、横浜出身。
『告白』『悪人』『君の名は。』などの映画を製作。2012年、初小説『世界から猫が消えたなら』を発表。同作は世界23カ国で出版され累計200万部を突破した。18年、初監督作品『どちらを』が第71回カンヌ国際映画祭短編コンペティション部門に選出される。他著に小説『億男』『四月になれば彼女は』『神曲』など。22年9月、自身の小説をみずから脚本・監督を務めて映画化した『百花』が公開。同作は第70回サンセバスチャン国際映画祭にて最優秀監督賞を受賞。

❖監督・脚本・編集
津野愛
1987年生まれ、神奈川県出身。
2014年から是枝裕和監督主宰の制作者集団「分福」に所属。 2018年オムニバス映画『十年Ten Years Japan』1編『DATA』にて杉咲花を主演に迎え監督・脚本を担当。2020年WOWOWオリジナルドラマ「有村架純の撮休」では第7話『母になる(仮)』監督・脚本を担当する。

❖監督・脚本・編集
奥山大史
1996年生まれ、東京都出身。
2018年初の長編監督作『僕はイエス様が嫌い』でサンセバスチャン国際映画祭最優秀新人監督賞、ストックホルム国際映画祭最優秀撮影賞ほか数々の国際映画賞を受賞。森七菜「スマイル」、Foorin「パプリカ」、乃木坂46「僕は僕が好きになる」などのミュージックビデオを監督。エルメスのドキュメンタリーシリーズ「HUMAN ODYSSEY」では総監督を務めた。

❖監督・脚本・編集
佐藤快磨
1989年生まれ、秋田県出身。
2014年初の長編監督作『ガンバレとかうるせぇ』でぴあフィルムフェスティバルPFFアワード2014映画ファン賞と観客賞を受賞、釜山国際映画祭コンペティション部門ノミネート。2020年『泣く子はいねぇが』では、サンセバスチャン国際映画祭 コンペティション部門最優秀撮影賞受賞。

❖撮影
近藤龍人
1976年生まれ、愛知県出身。
2018年是枝裕和監督『万引き家族』で日本アカデミー賞最優秀撮影賞受賞。毎日映画コンクール撮影賞を受賞した『海炭市叙景』(11)や『私の男』(14)、『武曲MUKOKU』(17)などの熊切和嘉監督作品や『天然コケッコー』(07)、『マイ・バック・ページ』(11)、『オーバー・フェンス』(16)などの山下敦弘監督作品で知られる。近年の作品に『人間失格太宰治と3人の女たち』(19)、『ブルーアワーにぶっ飛ばす』(19)、『おらおらでひとりいぐも』(20)などがある。

❖美術監督
種田陽平
国内外で、実写・アニメ映画、演劇などジャンルを越え活動を続けている。
是枝裕和監督とは『空気人形』(09)『三度目の殺人』(17)がある。代表作は『スワロウテイル』(96) 、『キル・ビルVol.1』(03)、『イノセンス』(04)、『ザ・マジックアワー』(08)、『思い出のマーニー』(14)、『ヘイトフル・エイト』(15)、『流浪の月』(22)など。東京オリンピック・パラリンピック2020開閉会式舞台美術を担当。『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』(09)で日本アカデミー賞最優秀美術賞を、また芸術選奨文部科学大臣賞(10)、紫綬褒章(11)を受けている。

❖フードスタイリスト
飯島奈美
映画『かもめ食堂』(06)参加をきっかけに、『南極料理人』(09)、『すばらしき世界』(20)、『川っぺりムコリッタ』(22)、ドラマ・映画『深夜食堂』、ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」(21)を担当。
是枝裕和監督とは『そして父になる』(13)、『海街diary』(15)、『真実』(19)などがある。

❖音楽
菅野よう子
作詞家、作曲家、音楽プロデューサー。
東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」を作曲。令和元年、皇居前にて、天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典奉祝曲を手がけ、天皇陛下に献奏。是枝監督作品では『海街Diary』(15)の音楽を担当。昨年はNetflix版「カウボーイビバップ」の音楽を制作した。

©小山愛子・小学館/STORY inc.
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